シルク印刷の問題点

基板にはシルク印刷で部品の搭載位置、極性などが表示してあります。
これは、実装、検査調整、メンテナンスなどの作業補助のためです。
最近では実装密度が高くなり、シルク印刷の表示も工夫が必要になっています。

基板の表面処理について それぞれの特徴

基板の表面処理として、主なものは、銅スルー耐熱プリフラックス処理、
はんだレベラー処理、金フラッシュ処理の3通りありますが、それぞれ特徴があります

LGA(QFN)のランド構造について

ポイント:
基板に搭載するデバイスのサイズが小さくなるにしたがい、パターン銅箔厚さ、レジスト厚さ、シルク厚さなどを、十分意識することが必要になってきます。

メーカー推奨パターンの見直し(BGA、LGA)

BGA,LGAのランドパターン寸法

基本的には、ハンダボール上下の接続面積を一定にするため、基板のパット寸法はBGAパット寸法と
同じにします。

メーカー推奨パターンの見直し(Tr、Di)

トランジスト、ダイオード

Tr,Diの場合も、部品リード全体がパットの中におさまり、なおかつ周囲にフィレットが形成されることが 必要ですが、メーカー推奨パターンは大きすぎることが多いようです。

メーカー推奨パターンの見直し(C、R)

チップコンデンサ、チップ抵抗

メーカーの推奨パターンを鵜呑みにしていませんか?見直してみてください。

メーカー推奨パターンの見直し(QFP、SOP)

QFP/QFP(fp)/SOP/SSOP/TSOP

メーカーの推奨パターンを鵜呑みにしていませんか?見直してみてください。

ハンダ濡れ不良と窒素リフロー

多種少量生産では部品を長期間保管することがあります。

産業機器基板のように多種少量の生産の場合は、お客様が(または実装業者が)、ICやトランジスタなどの電子部品を大量に在庫し、必要に応じて出庫している場合があります。そのため、どうしても部品リードの酸化が進み、ハンダ濡れ不良が発生しやすくなります。